都会と人間のもろさってーー

昨日、首都圏の駅で自動改札の不具合が発生しましたね。
私は特に関係なかったけど
夫のPASMOは入り口で入力され、出口は素通りの状態になって
次に乗る時に解除？みたいな作業を窓口でしてもらうハメになったそうです。
他にもコンピュータに任せている仕事で色々請求ミスが発生したりしますよね。
こういうことがあると都会のもろさを感じます。
人が作業しても少なからず間違いはあるだろうし
処理能力にも限界があるので、
コンピュータに任せるのは何も起こらない時にはすごく便利。
だけど何か起こると、その膨大な情報を処理していた分だけ不具合が大きくなって
慣れてしまっていた人間は対応出来なくなってしまうんだよね。
ニュースによれば各駅でも対応が違ったようで
乗車証明を配っている駅もあれば
ただただ素通りさせていた駅もあるみたいで
もしかしたらインチキした人もいるだろうな・・・・と思います。
人間も機械も絶対はないし
同じ規格のものを導入する組織は
せめて対応策位は統一すべきでしょう。
やっぱり任せっきりじゃなくて
イザという時の対応がお互いの被害を大きくするか、最小で済ませられるかが決まるので
せめて考えられうる不具合などは想定しておかないと
お互い気分悪かったり、無駄な時間が発生したりするもんね。


それにしても慣れって怖いもんで
SuicaやPASMOを使っている人は
素通りの指示にもついついパスケースを自動改札に当てていました。
夫はつい２ヶ月くらい前からPASMOを使い始めて
それまでは切符（行く所が色々あるので定期ではありません）だったけど
昨日の出口で指示を聞きながらも「出しちゃったよね～」って言ってました。
私も外出時、Suicaを忘れたりして切符を買うとき
同じ事なのに損した様な気分になったりします。
財布を替える時に家のあの場所に置いてきたSuicaが頭に浮かんで・・・・・
「あ～あそこにあったのに、どうして持って出なかったかな」
なんて思っちゃうんですよね。

色んな事に一気に不具合が起きたらどうなっちゃうんでしょ？
都会のもろさと便利に慣れた自分と・・・・・
電車ぐらいなら何とかなるけどなあ。
私にもその時が来てみないとわからないかなあ・・・。